初めて使用する場合は、まず0.25mgを1回の投与量として開始し、これを4週間続けます。
その後、必要に応じて0.5mgに増量することができます。
継続して使用する場合、通常の維持用量は0.5mg/回です。
使用する量は医師と相談のうえ決定し、週に1回、決められた用量を投与してください。
もし0.5mgで効果が不十分な場合は、4週間継続した後に1.0mg/回へ増量することが可能です。ただし、最大用量は1.0mg/回となります。
オゼンピック(一般名:セマグルチド / Semaglutide)は、2型糖尿病の治療薬で、「GLP-1受容体作動薬」という種類に分類されます。週に1回の皮下注射で使用し、血糖値の改善が期待できる薬です。
オゼンピックは、GLP-1受容体を刺激することで、次の2つの効果を発揮します。
1. 血糖値を下げる
* 膵臓からインスリンの分泌を促し、血糖値を低下させます。
* 血糖を上昇させるホルモン(グルカゴン)の分泌を抑え、血糖値のコントロールを助けます。
2. 胃の動きをゆっくりにして、血糖値の急上昇を防ぐ
* 食べたものが胃から腸へ移動するスピードを遅くし、食後の血糖値が急激に上がるのを防ぎます。
国内における承認状況
・2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。
・肥満治療等別の目的での処方は国内で承認されていません。
※本診療科目で処方する医薬品は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
国内の承認医薬品等の有無
・国内では、ウゴービが肥満症治療薬として承認されています。
入手経路
・提携クリニックが医薬品卸業者より購入しています。
諸外国における安全性等に係る情報
・米国食品医薬品局(FDA)、欧州医薬品庁(EMA)、において2型糖尿病治療薬として承認されています。
初めて使用する場合は、まず0.25mgを1回の投与量として開始し、これを4週間続けます。
その後、必要に応じて0.5mgに増量することができます。
継続して使用する場合、通常の維持用量は0.5mg/回です。
使用する量は医師と相談のうえ決定し、週に1回、決められた用量を投与してください。
もし0.5mgで効果が不十分な場合は、4週間継続した後に1.0mg/回へ増量することが可能です。ただし、最大用量は1.0mg/回となります。
オゼンピックの副作用として、最も多く報告されているのは消化器症状です。
具体的には、吐き気や嘔吐、下痢や便秘、そして胃の不快感などが見られることがあります。これらの症状は特に治療開始初期に現れやすく、時間の経過とともに軽減することが多いとされています。
また、低血糖のリスクにも注意が必要です。特にスルホニル尿素薬(SU薬)やインスリンと併用している場合、低血糖を引き起こす可能性が高まります。
低血糖になると、めまいや冷や汗、動悸などの症状が現れることがあります。そのため、血糖値の変動に注意しながら、必要に応じて医師と相談しながら使用することが重要です。